エノキの大木と森の小道を守りたい!道路計画の見直しを求めます。

◆トトロの森56号地隣で道路拡幅計画が

東村山市多摩湖町にある「トトロの森56号地」を知っていますか? 公益財団法人トトロのふるさと基金が貴重な自然として市民や企業の皆さんからの寄付金により取得し保全している森です。

今、この森と東村山市道との境に生えるエノキの大木を伐採・伐根し森の小道を消失させる道路拡幅計画が進められています。

トトロの森56号地の保全の取組は2020年に東村山市から、「この緑地を守りたいけれど、市では当面の予算がなくトトロのふるさと基金で取得を検討してもらえないか」という相談があったことから始まりました。

当基金は東村山市の緑地保全への思いを信頼して、市民や企業の皆さんの寄付金により地権者の方からこの森を買うこととし、 2021年11月1日トトロの森56号地が誕生しました。

◆区画整理事業に隣接する道路計画・・木を伐りトトロの森の土を削る?

ところが、2025年9月トトロの森56号地の隣で区画整理事業が始まりました。

トトロの森56号地の脇にあった土の小道がつぶされ、行き止まりの4mアスファルト道路とする計画が進められています。

2025年11月、突然、事業者側から、道路のために、トトロの森と土の道の間にある大きなエノキを始めとして3本の樹を伐採伐根し土を削らせてほしい、街路灯、電柱を建てる、という説明がありました。

56号地看板と森の中の小道・現在は道の右側(トトロの森ではない側)の樹木等はすでに伐採されています。
56号地とエノキ

◆計画はすでに決定されたから見直せない?トトロの森の生き物への影響は?

驚いた私たちは、2025年12月に、トトロの森を道路のために提供することはできないこと、街路灯や電柱によるトトロの森の動植物への影響の懸念等から、街路灯や電柱の設置を見直し、エノキはシンボルツリーとして保全してほしい、と要望しました。

これに対し、東村山市はこの計画は既に決定しており見直しはできないとの回答でした。
しかし、決定前に、事業者から当基金に対してこの道路計画についての説明は一切ありませんでした。

◆本当に必要? エノキを伐り、森の小道を4m幅にする行き止まり道路計画

そもそも、この区画道路4-4号線は、もともとあった市民に親しまれていた散歩ができる森の中の小道だった市道を、区画整理事業内の道路と一体化させて、4m道路とする計画です。しかし、この道路は電波塔までの行き止まり道路です。

本当に必要でしょうか?

市民に親しまれていた森の散策道、大きなエノキ、これらは「行き止まり道路」よりも大切だ、と私たちは考えています。

◆ エノキはトトロ基金との共有物

エノキを始め、3本の樹がトトロの森と市道との境界線上に生えています。

この3本の樹は、境界線上をまたいで根を張り、幹が存在することから、当基金と東村山市との共有物にあたります。

また、手続き的にも、共有者である当基金に対して一切説明なく樹木伐採することを前提とした道路計画を進めようとしていたことは手続保障欠陥にあたります。

そこで、2026年3月24日、当基金はこの樹木3本の共有者として、道路建設のためにこれを伐採・伐根しないよう求めることを東村山市に伝えました。

これに対する東村山市からの回答は未だありませんが、工事は進められています。

◆エノキや小道を守るに皆さんの声が必要です。

東村山市はこの計画はすでに決定しているから見直せないとしています。

本当にそうでしょうか。

小道や樹木は市民の財産です。

トトロの森は未来の子供たちに手渡すために、貴重な自然緑地として守るために、ご寄付をいただいた市民の皆さんの思いと共に保全しています。

この森を守るために市民の皆さんの声が必要です。ぜひ、この計画の見直しを求める声を東村山市に届けてください。

 

市長への手紙(受付フォーム)

https://logoform.jp/form/CDxU/491556

2026年3月には小道の南側の樹木などは刈払われ整地が進んでいました。