北野の谷戸は、かつて所沢市の最終処分場建設候補地となり、埋め立てられ、なくなろうとしていました。市民の反対運動もあり、処分場建設は見送られましたが、その後もトトロのふるさと基金では残された谷戸の保全に取り組んできました。
谷戸の自然環境の豊かさや保全の方策を地元の方とともに学ぶ「北野の谷戸のつどい」や自然環境調査を継続的に実施し、2009年12月には北野の谷戸保全プロジェクトを始動。水田を復元して、かつての谷戸の風景を取り戻すとともに、トンボやカエルなどの生きものがよみがえる環境の整備を目指しています。